うつ病の最新治療 rTMS療法とは?
rTMSとは、脳の神経細胞への磁気刺激によって、脳の機能を調整する方法です。前頭前野と呼ばれる脳部位をrTMS(磁気刺激)で刺激することにより、うつ症状を改善する効果があると言われています。

 

rTMSは、安全で副作用が少なく、薬物療法の効果が十分でないうつ病患者さんを対象として薬物療法と同等の有効性が確認されました。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパの一部の国ではうつ病に対する治療法として承認されています。

日本では神経の検査機器として保険承認を受けており、さまざまな治療やリハビリテーションにも研究的にも応用されていますが、うつ病の治療機器としてはまだ保険承認されておらず、近い将来の承認が期待されています。

リクライニングチェアに座り、頭部に装置をセットします。
 
8の字型のコイルに電流を流し、磁界を発生させます。
 
脳の神経細胞を刺激し、機能を調整します。


安全性はどうですか?
安全で副作用が少なく、薬物療法の効果が充分でないうつ病患者さんを対象として、薬物療法と同等の有効性が確認されました。一般的な副作用としては、頭皮痛、痛みなどがありますが、どれも刺激中に認められ、刺激後も持続することはまれです。また一過性で緊張型頭痛がある場合は、通常の鎮痛剤によって改善することができます。危篤な副作用としては、非常にまれですがけいれん発作を誘発する可能性があります(患者一人あたり0.1%未満)


保険は使えますか?
米国やカナダではうつ病の治療として承認されていますが、 現在日本では保険適用ではありません。そのため自由診療の外来のみで施行しております。費用については、お問い合わせください。


rTMS療法をご希望の方へ
現在の主治医の紹介状が必要です。
まずは、かかりつけの主治医にご相談ください。主治医のrTMS治療についてのご了解を得て頂いたうえで、紹介状を作成してもらってください。

  • かかりつけ精神科医療機関において診断が確定している方が対象です。
  • かかりつけの主治医の了解を得ている方。
  • rTMS治療前・治療後において、当院以外のかかりつけ医の先生のもとで治療継続が可能な方。

  • ※rTMS治療を受ける方は、混合診療とならないよう、当院での受診歴がない方に限ります。
    ※rTMS治療を受けた方は、当院での保険診療が原則受けられません。


    rTMS療法を受けられない方

    1. rTMSの絶対禁忌
     
  • 体内埋め込み式医療機器(ペースメーカー、人工内耳、迷走神経刺激装置、深部脳刺激装置など)
  • 頭蓋内磁気体(以前の動脈瘤クリップなど)

  • 2. rTMSの相対禁忌
     
  • 妊娠(可能性を含め)
  • てんかん等のけいれん性疾患の既往(または脳波上の突発性異常)
  • けいれんを起こしやすくする可能性をもった薬物を使用する必要性

  • 3. うつ症状の重症度が対象となる基準と比較して、軽症すぎるか重症すぎる場合
    4. 身体疾患により身体状態が不安定な場合
    5. 脳神経疾患の既往歴

    3・4・5につきましては、最終的には担当医の問診を受けて判断させていただく必要がございます。


    初診時のながれ
    外来受診が必要ですので、まずは診察をご予約ください。

    1. 予約受付
    お電話にて「rTMS希望」とお伝えいただいた上で、
    初診日時をご予約ください。
    外来TEL 0955-77-5120
    月曜~土曜 9:00~17:00
    2. 外来受診 予約時間までにご来院ください。
    主治医の紹介状をご持参ください。医師による診察を行ったうえ、rTMS臨床研究の適応を診断します。
    ※お電話では、rTMS治療に関する一般的なお問い合わせにはお応え出来ません。


    最新うつ治療 rTMS療法の受診に関するお問い合わせはお気軽にどうぞ。



       


    相談室はこちらから
    医療法人唐虹会
    虹と海のホスピタル
    〒847-0031 佐賀県唐津市原842-1
    唐津ICすぐそば
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